視察です
今日は県議会で所属する「有明海・八代海再生及び地球温暖化対策特別委員会」の管内視察です。9:30に議会を出発して一路河内町の塩屋漁港に向かいます。熊本地震、そして6月20日の大雨で有明海には山からの膨大な量の木が漂着しました。漁業関係者と県が協力していち早く回収しましたが、その木々を今後どう処理するのか課題になっています。海の塩分を含んでいるために燃焼処理しようとすると焼却炉を痛めるそうです…悩ましい問題です。午後から長洲町に移動して町と漁協、それに福岡大の産学官連携協定に基づいて「フルボ酸鉄シリカ」という資材を投入してヘドロの減少、アサリの育成に効果を上げている実証実験を勉強しました。役場で概要説明を聞いてから実際に有明海に行って現場を見ましたが、この1年足らずでアサリもしっかり生育しているようです。有明海再生の大きな起爆剤になりそうです!