宇城地域振興局にて
今日は自民党県議1年生の研修です。10時に宇城振興局に向かいます。局では職員からパワーポイント使って説明を受けました。宇城地域は地震の被害もさることながら6月20日の豪雨の被害が追い打ちをかけました。驚くことに農地や道路等地震の3倍の被害があったそうです。来年度以降の復旧計画を聞いたあと萩尾大溜池に移動します。江戸時代に作られた溜池は想像をはるかに超えるスケールでした。宇城地域は果樹、花卉をはじめ多くの農産物が生産されます。水の供給は農産物に欠かすことができません。来年の生産に間に合うように今後修復作業が進みます。昼食を済ませて八代海の湾奥部を視察します。こちらは先日まで所属していた「有明海・八代海…」特別委員会で毎回議論されています。私の場合有明海は身近な海ですが、八代海というとあまりピンとこないのが事実です。今日現場を見て干潟と陸地の高低差、大量のヘドロ等、資料でなかなか理解できなかったことが氷解したのでした。次に戸馳島の花の生産者を訪問しました。20を超えるハウスで数十種類のランを生産販売されています。市場だけでなくネットを使って現在3億円の売上げがあるそうです。現状や将来展望、そしてアイデアを凝らした商品を熱い眼差しと口調で語る青年実業家に強い刺激を受けたのでした。私は熊本市選出ですが、県会議員である以上県下の実状を知っておくことは肝要です。