髙島和男的一日

熊本県議会議員、髙島和男の活動報告日記です。

美味しそうでした

 

『子ども食堂』…皆さんも耳にされたことがあると思います。経済的な事情などで家庭で十分な食事がとれなくなった子どもに、無料もしくは安価な食事や居場所を提供する活動を言います。この度ある『子ども食堂』を視察しました。こちらでは週に一度、約60人前後の子供達に食事を提供されていますが、担当の方から話を聞く機会がありました。それまでメディア等で見聞きした以上のことを目で耳で確認して言い表すことのできないショックを覚えました。開始時間よりずいぶん前に来る子ども、まだ肌寒いのにTシャツ姿の子ども、古くてちんちくりんのシャツを着た子ども、朝ごはんを食べていないと言いつつ山盛りのカレーを食べる子ども、やたらと大人に甘えてくる子ども、遠くから歩いて来る子ども…その背景には離婚の増加、劣悪な家庭環境、貧困・格差、干渉しない近隣関係等、とても一括りできない様々な要因が浮かび上がります。1つの『子ども食堂』がこういう状態ですので、市全体に似たような境遇の子供は一体どれくらいいるんだろう…?そして『子ども食堂』の無い地域、校区では子供達の状況は放置されたままのはずです…。

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