テルサにて
熊本テルサで開催された「有明海・八代海等再生推進連携会議」に出席しました。有明海周辺の自治体の代表、漁業関係者、そして県議会と県執行部で会議が行われました。先ず有明海についての熊本県の取組状況、熊大の滝川教授による「有明海の現状と課題、環境改善の視点と再生への取り組み」について説明がありました。その後休憩を挟んで意見発表と意見交換がありました。有明海は地図を見てもわかるように閉鎖性が強い海域で河川からの流入が極めて多く、陸からの環境汚染が進行しやすい状況にあります。先日視察した長洲町だけでなく、有明海再生に向けた先駆的な実験は幾つかの自治体が実行に移しています。県が率先して沿岸の他県と連携して効果ある取組を拡大させていくことが求めらます。さて今日天皇陛下の『お気持ち』の会見を見ました。表明に対してはいろいろな受け止め方、考えがあると思いますが、私は個人的に天皇陛下のお気持ちに迅速に応える対応をとるべきと思います。でなければ何のための会見だったのかということになりかねません。退位されたあとは皇后陛下と心穏やかな日々をお過ごしいただきたいものです。