勉強です
午前中雑用を済ませて午後13時、日航ホテルに行きます。今日は熊本県立大学国際関係シンポジウム2016が開催されます。今回は『アジア太平洋の中の日本外交』と題して基調講演とパネルディスカッションがあります。当初基調講演の講師として福田元首相が予定されていましたが、急遽所用で元中国大使の宮本 雄二氏に変更になりました。宮本氏は『動乱の世界と日本の進路』の演題で約30分講演されました。引き続きパネルディスカッションがありましたが、パネラーは田中 明彦氏と細谷 雄一氏、いずれも国際政治と安全保障のスペシャリストです。2氏に講師の宮本氏を交えて五百旗頭学長がコーディネーターとして進行しました。各氏、示唆に富んだ話をたくさん聞くことができましたが、中でも私の心に響いたのは新進気鋭の細野氏でした。・戦後の国際規範が崩壊しようとしている・政治エリートへの信頼が失われつつある・グローバル化の目覚ましい進展で従来のシステム、発想、行動では対応できない…といったことでした。講演を通じて広い視野で物事を見て、考えることの必要性を改めて感じたのでした。